隣地境界

🏡 隣地との境界とブロック塀のはなし

~相隣関係は、おだやかなご近所づきあいの第一歩~

家づくりや土地の売買で、意外と多いのが「境界」や「ブロック塀」をめぐるご相談。 ぱっと見では分かりにくいけれど、実はとても大切なテーマなんです。 とくに、ブロック塀が隣地との共有になっているケースでは、 「うちの塀?」「となりの塀?」とモヤモヤすることも少なくありません。 でも、そんなときこそ落ち着いて。 境界と相隣関係の基本を知っておくだけで、ぐっと安心できますよ🐼🌿

 

⚖️ 相隣関係とは? 「相隣関係(そうりんかんけい)」とは、 隣り合う土地同士の持ち主が、お互いに守るべきルールのこと。 例えば… 塀やフェンスを建てるときの位置や高さ 枝や根が越境したときの対応 雨水の流れや日照の配慮 など、生活に密着した“おたがいさま”の決まりごとです。 これらは民法で定められていますが、 実際の現場では「話し合い」と「思いやり」がいちばん大事。 ぱんだhouseでも、売却前の土地測量や現地確認で 「この塀はどちらの所有ですか?」というお話がよく出てきます。

 

🧱 共有ブロック塀の考え方 隣地との間にあるブロック塀がちょうど境界線上に建っている場合、 原則として共有物(=双方の所有)とみなされます。 その場合は、 修理や撤去には双方の同意が必要 費用も折半が基本 となります。 ただし、過去の建築経緯や登記内容によって異なることもあるため、 「うちはどうなんだろう?」と思ったら、 境界確定測量や登記簿の確認をしてみるのが安心です。

 

💬 トラブルを防ぐコツ ・工事や撤去の前には必ず声かけを。 ・境界杭や測量図を写真で残しておく。 ・感情的にならず、専門家に相談する。 ご近所関係は、一度こじれると長引きがち。 だからこそ、早め・穏やか・丁寧がポイントです🌸

 

🐼 ぱんだhouseの想い ぱんだhouseでは、土地の売買や相続のご相談時に、 「境界をハッキリさせておきたい」というお客様をしっかりサポートしています。 測量士や司法書士とも連携しながら、 “トラブルの芽”を事前に摘むお手伝いをするのも、 私たちの大切な仕事のひとつです。 ややこしい境界問題も、ゆっくり整理すればきっと大丈夫。 あなたの土地と、あなたの気持ち、どちらも大切に受け止めます🐼✨

2025年11月09日