敷地権とは?
ざっくり言うと、 「マンションの部屋と、その部屋が建っている土地の権利がセットになったもの」 です。 区分所有法(正式名称:建物の区分所有等に関する法律)で定められている 部屋だけでなく、土地利用の権利も一緒に持つ 「建物(専有部分)+土地の権利」がワンセットで取引される イメージで理解 例:10戸のマンションがひとつの土地に建っている 101号室を買った人は、部屋の所有権と、その土地の持分(1/10など)を一緒に持つ これが「敷地権」 👉 部屋を所有する人みんなで、土地をシェアして持っているイメージです。
敷地権の種類 敷地権にはいくつかの形があります👇 所有権敷地権 土地を区分所有者全員で共有して持つ 地上権敷地権 他人の土地にマンションを建て、地上権を設定して利用する 賃借権敷地権 借地権付きマンションなど、土地を借りて利用するケース
特徴 部屋と土地は切り離せない 部屋だけ売る・土地の権利だけ売ることはできない 登記上も一体化 登記簿には「建物+敷地権」として記録される 資産価値に直結 土地権利の内容(所有権か借地権か)によって、資産価値やローンの組みやすさが変わる
実務でのポイント 売買時に権利の種類を確認 借地権敷地権だと更新料がかかる場合あり 金融機関の融資に影響 借地権付きマンションはローンが通りにくいケースも 土地持分が資産価値を左右 共有割合や土地の立地条件が資産価値に直結
ポイントまとめ 敷地権=「部屋と土地の権利をワンセットにしたもの」 種類は「所有権」「地上権」「借地権」など 売買や融資で重要な確認ポイント
ゆるいまとめ 敷地権は、 「マンションの部屋だけじゃなく、土地もちゃんと分け合って持ちましょう」という仕組み。 部屋と土地は切り離せない一心同体なので、売買や資産評価のときには、土地の権利内容もセットでチェックするのが大事です。







