1. 適用とは？

ざっくり言うと、 「その法律のルールを、そのまま使うこと」 です。 例：民法で「契約書は書面でも口頭でもOK」とある 他の法律で「このルールをそのまま使います」とするとき → 適用

 

2. 準用とは？

ざっくり言うと、 「別の法律にその法律のルールを、少し修正して使うこと」 です。 直接そのままでは使えないけど、形を変えれば使える 「この言葉を〇〇に置き換えて使います」というイメージ

 

イメージ 適用：AのルールをBにそのままコピー 準用：AのルールをBにコピーするときに「〇〇を△△に置き換えて使う」 例： 民法の代理のルールを法人の代表にそのまま適用 民法の相続のルールを特定の団体の財産分配に準用（「相続人」を「会員」に置き換えるなど）

 

ポイント 適用：丸ごとコピー → ほぼ修正なし 準用：部分修正しながら使う → 文言や対象を置き換えることが多い 法律用語ではどちらも「別の場面で使う」ことを指すが、微妙にニュアンスが違う

 

ゆるいまとめ 適用は 「そのまんま使う」 準用は 「少しアレンジして使う」 文章で出てきたら、「ルールの丸コピーか、置き換えコピーか」を意識すると理解しやすいです