📜 片務契約ってなに？ 契約には「お互いに義務がある」ものと、 「どちらか一方だけが義務を負う」ものがあります。 このうち 一方だけが義務を負う契約 を 片務契約 と呼びます。

 

💡 例でイメージ 贈与契約 「この時計あげるね」 → あげる側だけが義務（渡す義務）を負って、もらう側は特に何も返さなくていい。 使用貸借契約 「この本、しばらく貸してあげるよ」 → 貸す人は義務を負うけど、借りる人はお金を払う必要なし。 まさに 片方だけが働いている契約 ってイメージです。

 

⚖️ 両務契約との違い 片務契約 → 一方だけ義務（例：贈与、使用貸借） 両務契約 → お互いに義務（例：売買＝お金払う ↔ モノ渡す）

 

🌸 ゆるまとめ 片務契約＝「片方だけががんばる契約」 贈与や使用貸借が代表例 「両務契約」と対になって覚えるとわかりやすい たとえるなら… 「友だちから一方的にケーキをもらう」ようなもの。 食べる側はニコニコするだけ、渡す側だけが「はいどうぞ」と働く関係です🍰