包括遺贈

📝 包括遺贈とは? 遺言で「財産を割合でまるっと渡す」こと。 例: 「全財産の2分の1を妻に」 「財産の3分の1を親友に」 👉 この場合、受け取る人は「包括受遺者(ほうかつじゅいしゃ)」と呼ばれます。

 

🔄 包括承継とは? 相続人や包括受遺者が、財産をまとめて引き継ぐことをいいます。 ここでポイントなのが、プラスの財産もマイナスの財産もひっくるめて承継するという点。 お金や土地だけじゃなく、借金や保証債務も対象になります。

 

📍 関係性 包括遺贈を受けた人は、相続人に似た扱いで 包括承継 する。 つまり、包括遺贈=包括承継を発生させる原因のひとつ。 逆に、特定遺贈(「あの土地を渡す」みたいなピンポイント遺贈)は包括承継じゃなく、単なる「特定の財産の移転」にとどまります。

 

⚖️ ポイント整理 包括遺贈 → 「割合で贈る」遺言 包括承継 → 「まるっと引き継ぐ」こと(原因は相続や包括遺贈) 借金なども対象になるので要注意

 

🌸 ゆるまとめ 包括遺贈は「どう贈るか」の仕組み、 包括承継は「どう引き継ぐか」の結果。 たとえるなら… 包括遺贈=「冷蔵庫の中身を半分あげるよ」と言うこと 包括承継= 実際にケーキも野菜もプリンも、ついでに賞味期限切れの納豆まで半分持って帰ること😅

2025年11月20日