移転登記

不動産売買の「移転登記」ってなに?

 

家や土地を売買したときに必ず出てくるのが 移転登記(所有権移転登記) という手続き。 これ、ひとことで言うと 👉「この不動産の持ち主が変わりましたよ!」と法務局に記録すること です。 売買が成立しても、この登記をしなければ法律上はまだ「元の所有者」のまま。 だからこそ、不動産の売買にとって欠かせない仕上げの手続きなんですね。

 

移転登記の流れ 売買契約を結ぶ ここではまだ「約束」の段階。 残代金を支払う・物件を引き渡す お金とカギのやりとりを同時に行うのが一般的です。 司法書士が法務局で登記手続き 書類を作成し、登記簿の名義を書き換えます。 登記完了 → 新しい所有者へ 登記事項証明書を見れば「所有者:買主」となっていることを確認できます。

 

売主・買主の注意ポイント 売主側 登記に必要な書類(登記識別情報通知=権利証や印鑑証明など)を早めに用意しておく 抵当権が残っている場合は抹消登記の手配も必要 買主側 残代金の支払いと同時に「自分名義の登記」を確実にしてもらうことが重要

 

登記を放置すると、第三者に権利を主張できなくなるリスクあり 登録免許税の存在も忘れずに 移転登記には「登録免許税」という税金がかかります。 売買の場合は 不動産評価額 × 2% が原則(軽減措置がある場合も)。 これ、けっこう大きな額になるので、買主側の費用として事前に把握しておくことが大切です。

 

まとめ 「移転登記」とは、 不動産の所有者が変わったことを法務局に正式に記録する手続き。 ✅ 売主は必要書類をきちんと準備 ✅ 買主は残代金と同時に確実に登記 ✅ 税金(登録免許税)も忘れずチェック 契約の「最後の大仕事」ですが、司法書士がしっかりサポートしてくれるので安心です。

2025年09月19日