固定資産課税台帳ってなに?
不動産を持っていると、毎年 固定資産税 がかかりますよね。 その税金の計算のもとになっているのが、自治体が管理している 固定資産課税台帳(こていしさんかぜいだいちょう) です。 ざっくり言えば―― 👉「市区町村が、不動産の情報と評価額をまとめているノート」みたいなもの。
どんなことが書かれてるの?
台帳には、例えばこんな情報が載っています。 所有者の氏名・住所 土地や建物の所在地・地目・地積・構造・床面積 固定資産評価額(これが税額の計算ベース!) つまり、「誰がどんな不動産を持っていて、評価額はいくらか」が一目で分かるリストなんですね。
閲覧できるのは誰?
原則として その不動産の所有者本人 は閲覧できます。 相続や売買の関係者、代理人が閲覧するケースもあります。 誰でも自由に見られるわけではないのでご安心を。 閲覧は、市区町村役場の固定資産税課や資産税課に行って申請します。
どんなときに使う?
固定資産税の内容を確認したいとき 「今年の税金ちょっと高くなったけど、評価額どうなってるの?」とチェック。 売却や相続の準備をするとき 「評価額いくらかな?」を事前に把握するのに便利。 担保に入れるときや融資相談のとき 銀行に提出する資料としても利用されることがあります。
まとめ 固定資産課税台帳とは、
✅ 市区町村が管理する「不動産のプロフィール帳」
✅ 固定資産税の金額を決めるベース
✅ 所有者本人や関係者なら閲覧できる
「毎年の納税通知書に書いてある評価額って、どこから出てきたの?」 その答えが、この台帳の中にあるんです。







