年末掃除

【ふんわりコラム】年末の大掃除は“未来のトラブルを防ぐチャンス”だったりする

年末になると、なぜか「片付けスイッチ」が入りやすい季節。 そしてその流れで “実家の片付け” をすると… ふと出てくるのが 相続のこと や 空き家のこと。 普段は先送りしがちな話題も、 家を整えながらだと、ちょっとだけ話しやすくなるから不思議です。 ぱんだhouseから、今日は “ふんわり読めるけど中身はしっかり” の年末コラムをお届けします。

 

■実家の片付けで発覚する「相続放置トラブル」 年末の片付けで出てくるのは、 古い写真や思い出だけ…ではありません。 ・名義変更されていない不動産 ・どこにあるのかわからない相続書類 ・兄弟で話していなかった“将来どうする?”問題 ・固定資産税だけ払い続けている家 じつは、片付けが 相続の棚卸し になるケースが多いのです。 特に最近は「気づけば空き家に近い状態だった」という相談が増加中。 早めに声をかけ合えるのは、年末の片付けタイミングがベストです。

 

■空き家になる前にできる3つの対策 空き家は“問題が起きてから”だと時間も費用もかかりやすいもの。 でも、年末の片付けモードを活かせば、 気軽に始められる小さな対策があります。 ①家族で“将来どうする?”を話す 売るのか、貸すのか、住むのか。 決めないまま時間だけ過ぎるのが一番トラブルの原因に。 ②家の物量の把握 片付けのたびに、「この家、何年分の荷物あるの…?」と驚くことも。 物量を把握するだけで、将来の片付け費用が見える化します。 ③不動産会社に“現状の価値”を聞いておく 空き家になる前なら、 売却・活用・賃貸…さまざまな選択肢があります。 年末に査定だけでもしておくと安心です。

 

■年末の大掃除で「売却前にやるべきところ」 売却を視野に入れているなら、 実は全部きれいにしなくても大丈夫。 特に重要なのはこの3つだけ。 ①玄関 第一印象のポイント。 靴を減らすだけで空気が変わります。 ②水回り 生活感が出やすい場所なので、 “清潔感の演出” が売却力アップに直結。 ③収納の見える化 詰め込みすぎはNG。 ゆとりがあると「この家、広くない?」と感じてもらいやすいです。

 

■ぱんだhouseより 年末の片付けは、ただの大掃除ではなく、 家族が未来の話をはじめるきっかけ でもあります。 空き家・相続・売却…どれも難しい話ですが、 まずは小さな整理から、ゆるっと始めてみてくださいね。

2025年12月31日