三下り半
# 「三行半」は、実は夫から妻へ?江戸時代の離縁状と不動産のちょっと意外な話
「もう、三行半を突きつけました!」
なんとも物騒……いや、聞き慣れた言葉ですよね(笑)。
「三行半(みくだりはん)」とは、江戸時代の離縁状に由来する言葉です。昔の離縁状が、3行と半行ほどの短い定型文で書かれることが多かったことから、「三行半」と呼ばれるようになったとされています。
ところが、現代のイメージとはちょっと違います。
「妻が夫に三行半を突きつける」という使い方が一般的ですが、歴史的には、夫から妻へ離縁状を渡す形が基本でした。
しかも、この書面は単なる「もう別れます!」という手紙ではありません。
「この女性とは夫婦関係を解消しました。今後、別の男性と再婚しても差し支えありません」という意味を持ち、女性が次の人生へ進むための大切な証明でもありました。
そう考えると、三行半とは「別れ」だけではなく、ひとつの関係をきちんと終わらせ、新しい暮らしへ進むための書類だったのかもしれません。
そして、ここからは不動産屋のぱんだ目線。
家を売却するときも、実は似たところがあります。
長年暮らした家には、思い出も、家族の歴史も、いろんな出来事が詰まっています。売却とは、単に「不動産を手放す」ことではなく、ひとつの暮らしに区切りをつけ、新しい生活へ進むことでもあります。
「三行半」はちょっと強烈な言葉ですが(笑)、人生には、終わらせることで始まることもあります。
家とのお別れも、夫婦のお別れも、できれば揉めずに、きれいに、次へ進みたいもの。
ぱんだhouseは、不動産売却を「終わり」ではなく、新しい暮らしのスタートとしてお手伝いしたい。
……でも、三行半だけは、できれば突きつけられない人生を送りたいものですね。🐼








